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結果
2016.10.19

意地を見せるも、リーグ3連勝ならず…。昨年王者に悔敗

意地を見せるも、リーグ3連勝ならず…。昨年王者に悔敗
課題の残す敗戦となった

10月16日(日)
2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節
 宝ヶ池公園運動施設球技場

Book12
▽得点者

トライ・・・岩佐、田中(章)、田中(伸) ゴール・・・喜連

 

開幕戦からリーグ連勝中と関西制覇へ向け勢いに乗る近畿大は、昨年王者・同志社大と対戦。互いに3連勝がかかった譲れない試合であったが、近畿大が先制トライを決めるものの直後に失点。そのまま相手に試合の主導権を握られ、勢いのある『近大ラグビー』を発揮できないまま初の黒星。課題の残る一戦となった。
近畿大のキックオフから始まった前半。開始4分に敵陣ゴール前のスクラムから左に展開。素早いパス回しで相手ディフェンスを翻弄すると、SO喜連航平(経営3)からFB山田聖也(経営2)へと繋ぎ、最後はWTB岩佐賢人(経営2)がインゴール左隅へボールを叩き込み先制トライ。喜連のコンバージョンキックも決まり順調な入りだしを見せる。

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先制トライを決めた岩佐

しかし9分後、自陣ゴール前まで侵攻されると、そこから一気にトライされ失点。続く23分にはターンオーバーされ、再び得点を許し7-12と試合は同志社ペースに。なんとしても流れを変えたい近畿大であったが、焦りからかミスも目立ち劣勢のまま12点ビハインドで前半を終える。

「しっかり敵陣に入って自分達の用意してきたアタックを出していこう」ハーフタイム、WTB山崎圭介(経営4)がチームに声をかけ、気持ちを切り替え挑んだ後半だったが、前半の悪い流れを断ち切ることができない。勢いに乗った同志社オフェンス陣に押され、防戦一方。反撃の糸口を掴めないまま、3トライを決められ勝利が遠ざかっていく。それでもこのままでは負けられないとラスト2分、ゴール前からモールを押し込みNo.8田中章司(経営4)が待望のトライを決めると、直後のロスタイムでFL田中伸弥(経営3)も決め最後の最後で意地を見せる近畿大。しかし反撃もここまで。無情にもノーサイドの笛が鳴り響いた。

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 トライを決める田中伸弥

関西制覇を狙う近畿大にとって手痛い敗戦となった今節。中島茂総監督は「後半同志社に攻めさして(近大が)止めている場面が多く、同志社の得意とする波状攻撃をさせてしまっていた。止めるんじゃなくて攻撃の芽をつまないといけないのがディフェンス。そのディフェンスができていなかった」と近大のディフェンスでの甘さを指摘した。しかしその一方で「最後2トライを取りきれるチームになってるのは次につながると思います」と山崎が語るように昨年王者相手に最後まで喰らいついた近畿大にとって得るものもあった。次は3連勝し、今季リーグ優勝候補の一つである天理大。この強敵相手にどう戦うのか。近大にとって重要な一戦になることは間違いない。【中根隆稀】

<試合後のコメント>


主将・山崎

「前半敵陣にいるときに凡ミスを重ねてしまって失点に繋がってしまった。前半をリードされて折り返すのは想定内だったが、思っていた以上に敵陣でアタックできていたのにも関わらず、勢いに乗りきれなかったことが敗因だと思います。しっかり敵陣に入って自分達の用意してきたアタックを出していこうと言ってハーフタイムを折り返しました。負けてしまったが、最後2トライを取りきれるチームになってるのは次につながると思います。次の天理戦もミスが命取りになるので、ミスをなくし準備したアタックを出せれば、勝利が近づいてくると思います」

岩佐

「ディフェンスから流れを作っていこうということだったが、3トライ前半から決められて後半きつい部分があった。入りだしはよかったが、すぐに一本取られてしまってディフェンスの甘さが出てしまった。前が見れていなかった。(後半は)相手の流れで断ち切れなくて相手に押されて押されて、最後は自分のペースでできて2本返せたが後半の初めのディフェンスは課題。今日出た課題はディフェンスなので、天理戦に向けてしっかりおさえて、勝利につなげていきたいです」

中島総監督

「後半同志社に攻めさして(近大が)止めている場面が多く、同志社の得意とする波状攻撃をさせてしまっていた。止めるんじゃなくて攻撃の芽をつまないといけないのがディフェンス。そのディフェンスができていなかったということだと思う。後半の30分以上は同志社が攻めて近大が守っているという展開でしたから、あれでは試合の主導権は中々握れない。ただ、残り5分で二つ(トライを)取ったのは救いかなと思います。試合前、(選手たちを)奮い立たせる意味において去年と3年程前に同志社に勝った試合の動画を選手たちに見せて送り出した。そういったことで団結して入りは良かったのではないかと思う。ただ次は今季の大本命と言われている天理大と来節対戦するが、敗戦を引きづらずに戦わないといけない。天理はスクラムが強いのでここで崩されないことと、フィジカルのあるチームなので接触するときに負けないように防がないといけない」