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結果
2016.06.01

2年連続西日本男女アベックV!!

2年連続西日本男女アベックV!!
5月29日
第54回西日本大学空手道選手権大会
@近畿大学記念会館

【大会結果】
女子団体組手 優勝:近畿大学(2大会連続16度目)
決勝戦 ○近畿大1-0天理大●
先鋒 △清家 桜(経営4)2―2伊藤愛美△
中堅 ○齋藤綾夏(経営2)1-0梅本真由●
大将 △篠原 渚(経営3)1-1八重尾優△


男子団体組手 優勝:近畿大学(4大会連続20度目)
決勝戦 ○近畿大3-1京都産業大●
先鋒 ○石濱直鴻(経営3)2-0中島啓太●
次鋒 ○船橋真道(経営3)5-3吉村文太●
中堅 ●葭矢雄太(経営4)2-4大西英輝○
副将 ○西村 拳(経営3)3-0藤澤貴樹●

 

☆女子2連覇

女子団体メンバー
西日本2連覇を達成した女子団体組手メンバー(左から篠原、清家、齋藤

 「男女アベック優勝ができてよかった。ホッとした」。女子主将の清家桜(経営4)は安堵の笑みを浮かべていた。

初戦の大阪体育大戦では、齋藤綾香(経営2)が自身の得意技である上段回し蹴りで攻め続け、結果2-0で勝利し好調なスタートを切る。勢いは止まらず、続く芦屋大では先鋒の抜井菜美(経営4)、中堅の篠原渚(経営3)の活躍により2-0で勝利を収め、準決勝へと駒を進めた。準決勝の対する相手は同志社大。先鋒・齋藤の強力な攻撃で相手を下すも、中堅・清家が2-6で判定負け、大将・篠原にプレッシャーがかかった。「勝つしかなかった」と篠原は果敢に攻め続け4-3の判定勝ち、決勝へ進出した。

決勝の相手は天理大だ。先鋒・清家は、相手の激しい攻撃に耐え2-2の引き分けまで持ち込む。次鋒・斎藤は多彩な突きと蹴りを繰り出し、梅本(天理大)を倒し篠原へとつなぐ。大将を任された篠原に再びプレッシャーがかかる。ぎりぎりまで持ちこたえ1-1で引き分けたが、団体の結果は1-0で近畿大の優勝が決定した。


優勝に安堵する清家だったが、「すべてが気を抜けない試合だった」と不安げな一面も見せていた。「通過点」に過ぎない西日本大会。全日本選手権で結果を残すことが近
畿大空手道部の目標である。【福羅智也】

 

【決勝を戦った選手のコメント】
先鋒・清家桜
「新しい団体戦のチームで、昨年度の団体戦を経験した選手が齋藤だけだったので不安があったが、自分の後に齋藤や、篠原といった強い選手が控えてくれていたことで安心できた。」


中堅・齋藤綾夏
「自分が絶対に負けられない状況だったので、上段突きで点を取りに行った。1点決めて勝って、少しは流れが作れたと思う。蹴りの動きがバレているので、タイミングを変えてずっと勝てるようにしたい。」

大将・篠原渚
「団体戦で初となるチーム。少し緊張やプレッシャーはあったが、自分も負けてられない、勝つしかないという気持ちだった。」



【優勝への道のり】
2回戦 ○近畿大3-0大阪体育大●
先鋒 ○齋藤綾夏3-0●
中堅 ○篠原 渚3-0●
大将 ○清家 桜6-0●


3回戦 ○近畿大2-0芦屋大●
先鋒 ○抜井菜美(経営4)6-0●
中堅 ○齋藤綾夏4-1●

準決勝 ○近畿大2-1同志社大●
先鋒 ○齋藤綾夏3-1●
中堅 ●清家 桜2-6●
大将 ○篠原 渚4-3●

決勝戦 ○近畿大1-0天理大●
先鋒 △清家 桜2―2伊藤愛美△
中堅 ○齋藤綾夏1-0梅本真由●
大将 △篠原 渚1-1八重尾優△



☆眠れる獅子・石濱が覚醒!近畿大男子を優勝へと導く

石濱 改
初めて団体戦メンバーに選ばれた石濱(写真左)は素晴らしい働きを見せた


常勝軍団にニューヒーローが誕生だ。団体戦初出場の石濱直鴻(経営3)が決勝の京都産業大戦で日本代表の中島啓太を破りチームに勢いをつけ、近畿大男子は大会4連覇を果たした。


勝利を引き寄せる2点目の突きを決め、石濱は歓喜の咆哮を上げる。今まで団体戦に出場したことすらなかった苦労人の覚醒に、記念会館は興奮の歓声に包まれた。普段は周りの部員達から「物静か」と形容されるこの男だが、この試合では今まで見せたことのない熱い一面を見せた。マウスピースを弾かれても攻めの姿勢を崩さず突きを繰り出す超攻撃的なファイトスタイルで、日本代表の中島から試合の主導権を奪った。終始気迫のこもった試合を見せた石濱は、強敵との大一番を制し、近畿大に勝利の流れを呼び込んだ。

「お前、覚醒したな!!」。木島明彦監督はそう言いながら試合後真っ先に石濱の元に駆け寄り、今日一番の功労者の手を強く握った。少し照れ臭そうにその激励に応えた石濱だったが、この大会で大きな自信を得ることが出来たに違いない。

意外な伏兵の活躍で士気が高まった近畿大は、その後船橋真道(経営3)と西村拳(経営3)がそれぞれ勝利し20回目の西日本制覇を達成した。

圧倒的な力を見せ、2~4回戦を無敗で突破した近畿大。初戦を12秒で勝利という圧巻のパフォーマンスを見せた西村に加え、上述の石濱や2試合連続で逆転裏回し蹴りをきめ、勝負強さを見せつけた山城勇樹(経営2)など、団体メンバー全員の成長が際立ってきた。主将・葭矢雄太(経営4)も「チームとして良くなってきている」と手ごたえを掴んでいる。

「西日本は通過点」と彼らは口を揃えて言う。今回の大会で得た収穫を糧に、全国の舞台でも彼らは躍動するだろう。【磯村智】

 

【決勝を戦った選手のコメント】
先鋒・石濱直鴻
「大舞台での試合が初めてでとても緊張しました。周りの皆さんの頑張りに応えたかった。(決勝では)自分が出来る技をすべて出し尽くして、自分主体の試合をしようと思いました。前回の大会では不甲斐ない試合をしてしまったので、近畿大空手道部として胸が張れるような結果を残そうと思って大会に挑んだ。(結果を残せて)これからは胸を張れます。(会場が湧いた時)嬉しさで頭が真っ白でした。(全日本個人に向けて)部内戦に勝って個人の出場権を獲りたい。」



次鋒・船橋真道


船橋 改
 決勝で3点差をひっくり返し西日本制覇に貢献した船橋(写真奥)

「(3点差だったが)時間もあったしすぐに取り返せるという余裕があって自分でも乗れた。準決勝の中段蹴り、決勝で裏回し蹴りと練習していた蹴りが出せた。(決まった裏回しは)とっさに出た蹴り。決まった瞬間は、きたーと思った。(このプレーで)後ろも乗ってくれた。(気迫あふれる石濱は)あんなの初めてみた。覚醒していて奮い立ったし、波に乗れた。西日本の優勝は通過点、新チーム初めての団体戦でしっかり優勝できた。7月の全日本の個人戦では、楽しい近大の仲間も敵になる。西村を倒して、自分がチャンピオンにならしてもらう。」



中堅・葭矢雄太

葭矢 改

決勝では少し苦戦を見せるも主将としてチームを優勝へ導いた葭矢(写真奥)

「嬉しいです。後輩に助けられて、チームの良さを再確認した。(石濱について)覚醒しましたね。いつもは内気なんですが、今日は『近大魂』が乗り移っていた。(部全体について)近大は勝って当たり前。今後の収穫も得ることが出来た。チームの課題が分かったのでこれからに繋げたい。(個人として)決勝では自分が一番スキがあった。7月の全日本個人では去年のように後輩が優勝するのを阻止し、キャプテンとして、自分が優勝を取りに行く。」


副将・西村拳


西村 改
大会を通して圧巻のパフォーマンスを見せた”空手道界のプリンス”西村(写真左)

「オレが決めてやると思ってたし、決める確信もあった。決められてよかった。大将に回さずいい感じで、新チームのスタートが切れた。決勝は、逃げ回る相手でやりにくかった。そいうゆう相手からもポイントが取れるように練習したい。2回戦の開始早々の中段蹴りは狙っていた。点が入らない悪い流れを断ち切ろうと思った。12秒で勝ったけど、それぐらいの一つ上の土俵で戦っているというところを見せつけたかった。7月の全日本の個人戦は連覇を狙っていきます。」

【決勝への道のり】
2回戦 ○近畿大4-0九州産業大●
先鋒 ○船橋真道2-0●
次鋒 ○山城勇樹1-0●
中堅 ○西村 拳6-0●
副将 △大迫 睦(経営3)0-0△
大将 ○葭矢雄太6-0●


3回戦 ○近畿大3-0岡山大●
先鋒 ○石濱直鴻6-0●
次鋒 ○齋藤友貴(経営4)1-0●
中堅 ○大迫 睦4-0●

4回戦 ○近畿大3-0長崎国際大●
先鋒 ○船橋真道8-0●
次鋒 ○石井颯人(経営2)4-2●
中堅 ○山城勇樹5-3●

山城 改
4回戦、準決勝と2戦連続の大逆転勝利を収めた山城(写真左)


準決勝 ○近畿大4-1近畿大工学部●
先鋒 ○船橋真道8-6●
次鋒 ●大迫 睦1-7○
中堅 ○葭矢雄太4-1●
副将 ○山城勇樹5-3●


決勝戦 ○近畿大3-1京都産業大●
先鋒 ○石濱直鴻2-0中島啓太●
次鋒 ○船橋真道5-3吉村文太●
中堅 ●葭矢雄太2-4大西英輝○
副将 ○西村 拳3-0藤澤貴樹●

 

【木島明彦監督のコメント】

「優勝したけど、厳しいね。一試合、一試合が。いっぱい、いっぱい。男子の決勝戦は、(スタメンの)並びが良かった。男子の石濱はホームランを打ってくれた。気力が普段と違ったね。いつも言っている『気力は技術に勝る』のお手本。自信がついたんじゃないかな。石濱にはこれが最後のワンチャンスと言っていた。試合後は『やっと覚醒した』と声をかけた。」