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結果
2016.05.23

楽天則本の弟・佳樹が初登板 最終戦勝利で勝ち点2、5位

楽天則本の弟・佳樹が初登板 最終戦勝利で勝ち点2、5位
9回を三者凡退に抑える好投を見せた則本

【硬式野球部】5月20日(金)
関西学生野球春季リーグ第5節対関西大4回戦
@南港中央球場
☆最終戦で関西大下し勝ち点2 5位で春季リーグ終える
近大3ー1関大
近大|010|000|200=3
関大|100|000|000=1
【近大】倉田、畑木、越智、則本ー山野
【関大】坂本大ー久米 山本ー高橋
【本塁打】なし
【三塁打】なし
【二塁打】中川智(近大)



【投球成績】
倉田 6回69球21人3安3振0球1失1責
畑木 2/3回17球3人2安0振0球0失0責
越智 1 1/3回26球6人1安3振1球0失0責
則本 1回13球3人0安0振0球0失0責

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 勝利が決まりハイタッチする山野(左)と則本(右)

☆最終戦勝利で秋リーグにつなげた

今季最終戦で関西大を下し、勝ち点2、6勝7敗の5位でリーグを終えた。5位は新リーグ発足が最低の成績。勝って終えたが、ふがいないリーグとなった。

「負けて終わりたくなかった」。1対1の同点の7回。2死満塁のチャンスで1番・小深田が決めた。関西大の先発・坂本大の投じた2球目の外角のストレートを中堅に鮮やかにはじき返した。「2回に同じ満塁の場面で凡退していたので、なんとかしようと思った」。チーム打率1位の頼れる男の一打で、安打で出塁の安井勇輝(経営4)、中川智裕(経営1)が返り2点の勝ち越しに成功した。

投げては先発・倉田翔梧(経営4)が初回に1失点も、尻上がりに調子を上げ6回を3安打。得意のカットボール、チェンジアップを低めに制球し、ストレートとの緩急で関西大打線を抑えた。倉田は2回に自ら同点の中前適時打を放つなど、打撃でも活躍。好投の左腕は「みんなから声をかけてもらって、楽に投げられた。チャンスで打てて良かった」と笑顔で2勝目を振り返った。

☆ケガに苦しんだ則本が最終回を3人斬りだ

7回表の小深田の逆転打で倉田に勝ちが付くと、畑木隆介(経営4)、越智洸貴(経営4)と投手をつなぎ。勝ち点がかかった9回のマウンドには、楽天・則本昂大投手の弟・佳樹(経営4)。「自分ができることをやった」と、楽天で活躍する兄・昂大投手譲りの力感溢れるダイナミックなフォームから直球、カットボール、スライダーを投じ、3人斬りで最終戦を勝利で締めくくった。最後の打者を打ち取ると、グラブを右手でポンと叩き喜びをかみしめた。則本は大学入学後、ケガに苦しんだ。一昨年には肩の血行障害で手術も受けたリーグ戦初登板の苦労人は「投げられるようになって、やっと結果が出た。兄と対戦したいし、同じチームで野球がやりたい」。4年生投手4人の継投でリードを守り、勝ちにつなげた。

☆今日は打って勝ったけれど14三振

今季最終戦を終え田中秀昌監督は「気持ち良く勝って終われた。倉田は6回までよく抑えてくれた」と振り返りつつ、「5位という順位は、大学やOBの方に本当に申し訳ない。秋は捲土重来、必死のパッチで挑みたい」と、常勝近大の復活を誓った。松根優主将(経営4)も「関大から勝ち点を取れて良かった」と勝利を喜びつつ、「新リーグ発足後最低の5位に責任を感じている。悔しい」と唇をかんだ。

ドラフト候補のエース・畠世周(経営4)を中心に投手は充実しながら、打線が振るわず0得点の試合が6つ。15戦を戦い5度も延長戦に突入し、60回連続無得点も記録した。今日も9安打を放ったが、その裏で14三振。課題ははっきりしている。畠は防御率1.52も、1勝5敗。秋は打線に今季70回を投げたエースを援護してもらいたい。

【登板した4年生投手たち】

倉田DSC_8047➡︎畑木DSC_8288 (1)➡︎

➡︎越智DSC_8306 (1)➡︎則本DSC_8333 (1)
 倉田、畑木、越智、則本の4投手のリレーで最終戦を勝利で終えた

【試合後のロッカールーム】

◯田中秀昌監督
『順位が決まった試合ということで、社会人でやる子やフレッシュな子を使った。畠も準備していた。倉田は6回までよく抑えてくれた。5位という順位は、大学やOBの方に本当に申し訳ない。秋は捲土重来、必死のパッチで挑みたい。悪い部分を検証して何をすべきか考えて、常勝近大と言われるようになりたい。見る人に感動を与える試合がしたい。当たり前のことが当たり前にできるように、覚悟を決めて臨みたい。』

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7回2死満塁、小深田に策を授ける田中監督
◯松根優主将(経営4)
『関大から勝ち点を取れて良かった。秋のリーグにつながる勝ちで終われて良かった。倉田と小深田が打ってくれて、ピッチャーが踏ん張ってくれた。新リーグ発足後最低の5位に責任を感じている。悔しい。投手は良かったが、打線が援護できなかった。やれることはやって、一からバッティングを磨きたい。反省すべきところは、秋につなげていきたい。』
◯勝ち越し打の小深田大翔(経営3)
『2回に満塁の場面で凡退していたので、なんとかしようと思った。タイムリーが打てて良かった、秋につながる。負けて終わりたくなかった。アウトコースのまっすぐを打ちました。ここ2試合打ててなかったので、タイムリーという結果が出て良かった。』

DSC_8219➡︎DSC_8229➡︎DSC_8231➡︎DSC_8233 (1)➡︎DSC_8239 (1)➡︎DSC_8251 (1)
7回2死満塁、勝ち越しの2点適時打を中前に放った1番・小深田

◯今季2勝目の倉田翔梧(経営4)
『緊張もあって初回に1点を取られてしまった。その後は、みんなから声をかけてもらって、楽に投げられた。緊張からコントロールが乱れてしまっていたので、腕を振ることだけを考えて投げた。チャンスで打てて良かった。勝てたので自信にもつながる。』

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6回を1失点に3安打に抑え勝ち投手になった先発・倉田
◯9回を3人締めの則本佳樹(経営4)
『自分ができることをやった。(プロ野球・楽天に所属する)兄と対戦したい、同じチームでもやりたい。大学時代はケガが続いた。肘を2回と肩の血行障害で一昨年手術もした。投げられるようになって、やっと結果が出た。兄とは正月にあった。年に一度会えたらいい方。会っても今は野球の話はしない。投げる日は、寮のテレビや速報で見ている。兄の影響で野球を始めた。一度肘のケガで野球を辞めて、幼馴染と一緒に野球チームを作ってまた始めた。北大津高校時代は、チームは春夏5回甲子園に出た。自分が出たのは最後の夏だけ。県予選は7番。甲子園では10番をつけた。最速は練習の時に出した140㌔。持ち玉はスライダーとツーシーム。スライダーは三振を取れるボール。』

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リーグ戦初登板の喜びを記者に語る則本