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2016.01.04

工藤主将男泣き創部70周年飾る3連覇!!

工藤主将男泣き創部70周年飾る3連覇!!
11月23日

全日本大学空手道選手権大会

@大阪市中央体育館

 

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自身が勝って3連覇が決まり涙する工藤主将

決勝戦

近畿大○3-1●京都産業大

 

気力は技術に勝った。準決勝の国士舘大戦の大将戦、船橋真道(経営2)が残り時間2秒で同点に追いつきポイントで勝利。決勝の京都産業大戦の大将戦、負ければ優勝を逃す大一番で工藤開(経営4)主将の気迫の突きは、同じ日本代表の大西英輝でさえひるませ、創部70周年、木島明彦監督70歳の記念の年にして3度目の3連覇につながった。そして、「気力は技術に勝る」と言い続けた木島監督は、通算優勝回数と同じ15回宙を舞った。1年間、常勝軍団の主将としてプレッシャーと戦い続け見事連覇を果たした工藤も部員に笑顔で胴上げされた。

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全員で拳を突き上げ勝利の雄たけびを上げる空手道部

創部70周年での優勝の重圧は並ではなかった。準決勝では学生王者の西村拳(経営2)が敗れるなど、メンバー全員の動きが硬く薄氷のポイント勝ち。優勝は危ういかと思われたが、ここで工藤主将がすでに敗れ涙する女子の団体メンバーも含め全部員を招集。ミーティングを開き気合を入れなおした。そうして決勝戦の畳に上がった団体メンバーは、見違えるほど気力に満ちていた。緊張を察した卒部生たちも喝を飛ばし、オール近大で優勝に向け雰囲気を作った。

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木島明彦監督(中央)は通算優勝回数と同じ15回宙を舞った

先鋒の船橋はビハインドから引き分けに持ち込み。次鋒の山城勇樹(経営1)は脳震盪を起こしながら敗れはしたが気迫で強敵・荒賀慎太郎に挑んだ。中堅の葭矢雄太(経営3)は得意の突きで完封勝ち。副将・西村は裏回し蹴り、足払いからの中段突きの大技で勝利。そして、大将の工藤が持ちで大西を抑え込み3-1で勝って悲願を達成した。それぞれが自分の持てる力を出し切った。優勝を告げるタイマーが鳴ると工藤主将は、叫びながら拳を突き上げ、次の瞬間には胴着であふれる涙をぬぐった。コートの外で主将の背中を座りながら見守った団体メンバーも優勝が決まると飛び上がり喜びを爆発させた。準決勝の敗戦濃厚な状況から、土壇場で本来の力を取り戻し歴代最多の優勝回数をさらに一つ伸ばした。10月の全関西の決勝で敗れた相手に大舞台で見事リベンジを果たした。

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優勝が決まり喜びを爆発させる選手たち

全関西で4連覇を逃し「帰って練習や!!」と一喝してからの1ヶ月間、毎日10時間以上練習する選手たちの体に鞭を打ち見守り続けた木島監督も「久しぶりに涙がでた。勝負の世界、練習は嘘をつかない。気力は技術に勝る。それをそのままやってくれた」と感極まっていた。初めて優勝した時以来という闘将の涙に選手たちも目頭を熱くした。木島監督が「来年は今年のようにずっと練習を見ることは体力的に厳しい」と語る中、前人未到の4連覇に葭矢、船橋、西村、山城の4人の優勝メンバーが来年、偉業に挑む。優勝祝賀会では木島監督から「明日から連覇目指していこうぜ」とさっそく檄が飛んだ。【西山諒】

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3連覇を果たし笑顔があふれる監督、コーチと団体メンバー

 

団体組手男子の部優秀選手

工藤開、葭矢雄太、船橋正道、西村拳、山城勇樹

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準決勝、残り時間2秒で同点に追いつき引き分けポイント勝ちに持ち込んだ船橋(中央)

 

団体メンバー優勝コメント

先鋒・船橋真道「死ぬほど練習して優勝して監督を胴上げできて良かった。」

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決勝戦、2点差を追いつき引き分けに持ち込んだ先鋒・船橋

次鋒・山城勇樹「先輩がいたので思いっきりできた。」

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決勝戦、強敵・荒賀(右)を相手に脳震盪を起こしながら果敢に攻めた次鋒・山城

中堅・葭矢雄太「全員でつないで優勝できた。監督を胴上げできて良かった。」

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決勝戦、勝ち頭としてしっかり役割を果たした葭矢(左)

副将・西村拳「最高!!先輩に最高の花道を飾れた。先輩や同期に助けられた。大技しか出来なかったけど、その大技で流れをつくれて良かった。」

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決勝戦、西村(手前)は足払いから中段突きを決めガッツポーズ

大将・工藤開主将「5人が思い通り決勝でやった。実力を発揮できた。(決勝戦の大将戦は)気持ちで勝つしかなかった。」

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決勝戦、気迫のこもった空手道で圧倒した工藤主将(左)

 

引退する4年生のコメント

山田颯(経営4) 1回戦に中堅として出場し6-0の完封勝ち。今年1年、主務と副主将を務めた。

「主務兼副主将になって木島監督の大きさがわかったので、胴上げがしたかった。それができてうれしかった。」

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1回戦、突きを決める中堅・山田

草間潤哉(経営4) 1回戦に次鋒として出場し7-1で勝利。今年1年寮長を務めた。卒業後は実業団に進む。優勝祝賀会では近大節を先頭を切って熱唱。

「(4年間)しんどかったけど、同期全員で優勝できた。後輩たちの力もあり、うれしい思いができた。日本一が決まった瞬間は、泣きました。キャプテン(工藤)が決めてくれた。最後でやってくれた。」

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1回戦、相手の中段を突く次鋒・草間

 

<優勝までの道>

1回戦

近畿大○5-0●東北福祉大

先鋒 大迫 睦○6-0●

次鋒 草間潤哉○7-1●

中堅 山田 颯○6-0●

副将 西村 拳○7-1●

大将 工藤 開○不戦勝●(東北福祉大が4人のため)

2回戦

近畿大○3-0●沖縄大

先鋒 葭矢雄太○6-0●

次鋒 船橋真道○6-0●

中堅 工藤 開○2-0●

3回戦

近畿大○2-1●日本大

先鋒 船橋真道●3-4○

次鋒 大迫 睦○2-1●

中堅 葭矢雄太○4-2●

副将 西村 拳△1-1△

準々決勝

近畿大○3-1●同志社大

先鋒 船橋真道○2-1●

次鋒 大迫 睦●3-5○

中堅 葭矢雄太○4-3●

副将 西村 拳○1-0●

準決勝

近畿大○1-1(ポイント13-8)●国士舘大

先鋒 葭矢雄太△1-1△

次鋒 山城勇樹○8-1●

中堅 西村 拳●0-2○

副将 工藤 開△1-1△

大将 船橋真道△3-3△

 

決勝戦

近畿大○3-1●京都産業大

先鋒 船橋真道△2-2△杉本一樹

次鋒 山城勇樹●0-8○荒賀慎太郎

中堅 葭矢雄太○3-0●中島啓太

副将 西村 拳○6-3●釜口幸樹

大将 工藤 開○3-1●大西英輝