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2016.01.04

近大相撲部惜しくも優勝逃し準V

近大相撲部惜しくも優勝逃し準V
11月8日
第93回全国学生相撲選手権団体戦
@堺市大浜相撲場

決勝 近畿大●2-3○日本大

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 決勝の大将戦で敗れた玉木一嗣磨主将(中央)を迎える団体メンバー

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決勝の大将戦、立ち合いで玉木は左に動いたがそれが裏目に出た

立ち合い変化。大将戦までもつれた団体決勝。自分が勝てば優勝、負ければ準優勝という大一番を前に、追い込まれた玉木一嗣磨(経営4)主将は悩んだ末に決断した。だが、勝負は無情にも一瞬で決した。「横からいこうと思ったら、かぶってしまった」。左への変化は中途半端となり、全体重を正面にぶつけてきた小山内に一気に体を起こされ、力なく土俵の外に。あっけない結末に玉木は目を潤ませながら天を仰いだ。そして、うつむきながら土俵を下り、花道の奥に消えた。
頼りの先鋒の石橋広暉(経営4)がトゥルボルドに敗れると、ニ陣の宮野健人(経営3)も土を付けられ2連敗。この悪い流れを前日に個人準優勝を果たした中堅・池川勇気(経営4)が止める。木﨑を組み止めると得意の小手投げを何度も打ち、最後は執念で土俵に転がし、1勝目。そして続く副将・長内拓磨(経営4)が、抜群の立ち合いで右に動きながら廻しを引き瞬殺の上手投げ。豪快に投げ飛ばした。「あれしかない」と語った最高の取組で、逆大手のピンチから五分に星を戻し大将戦まで持ち込んだ。

 

しかし、昨年は準々決勝で日本体育大に大将戦の末敗れたという苦い過去が玉木の頭をよぎる。さらに、優勝すれば創部90周年にして5年ぶりの日本一という重責が玉木の肩にのしかかった。そして、選んだ立ち合いでの変化。一瞬で勝負を決めるはずが、簡単に勝ちに行ったことが裏目に出た。勝ち頭の先鋒・石橋の敗戦による動揺が、なんとか勝ちを信じ大将戦まで持ち込んだものの、最後の最後で表に出てしまった。団体メンバーは、土俵から降りた玉木を涙ぐみながら迎えキャプテンにねぎらいの言葉をかけた。
昨年の準々決勝の大将戦で敗れた日本体育大に、先鋒勝利のあと2連敗を許したが、当時大将として涙をのんだ副将・長内が押し出しで勝利。大将・玉木が取り直しの末、突き落としで勝って昨年の借りは返せた。この準々決勝の大将戦のような余裕が、決勝の日本大戦の玉木にはなく、どこか自分自身を信じきれないような悔いの残る相撲で最後のインカレは終わった。
和歌山大会で日本一を経験したものの、戦力の揃った学年でインカレ優勝を逃した事は痛い。だが、団体メンバーに1回生の庵原一成(経営1)が入るなど明るい材料もある。来年度は、169cmの小兵・庵原の大物狩りに期待したい。大相撲で快進撃を続ける宇良の後に続いてほしい。
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決勝の大将戦で玉木(左)は小山内力樹に力なく押し出され優勝を決められなかった

試合後のコメント
主将・玉木一嗣磨「優勝したかったが負けてしまった。自分のせいでもある。西日本で同志社大に敗れてから、合宿とかでしっかりと稽古してみんな頑張っていた。後輩もおいしい料理などを作ってサポートしてくれたので、勝ちたかった。」

池川勇気「悔し涙がとまらなかった。準々決勝、準決勝で負けた時みんなにフォーローしてもらった、その分を決勝では勝ってお礼ができた。最後だから楽しかった。最高です。」

石橋広暉「この日のために稽古もきつくしてやってきて、勝ちたかった。それでも、チーム一丸となって決勝まで来ることが出来ていい思い出になった。みんなと楽しく相撲が取れた。」
長内「最後なので勝ちたかった。悔しいけど、このチームでよかった。(決勝の上手投げは)運よく投げられた。全部うまく重なった。」

<全試合スコア>

決勝   近畿大2-3日本大
先鋒 石橋 広暉●寄り切り○トゥルボルド
ニ陣 宮野 健人●外掛け○沢田日出夫
中堅 池川 勇気〇小手投げ●木﨑信志
副将 長内 拓磨〇上手投げ●中島望
大将 玉木一嗣磨●押し出し○小山内力樹
準決勝  近畿大4-1中央大
準々決勝 近畿大3-2日本体育大
予選 4位タイ通過
予選3回戦 近畿大2-3金沢学院大
予選2回戦 近畿大5-0法政大
予選1回戦 近畿大2-3日本大

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決勝戦、豪快な小手投げを打ち木﨑信志(左)を破った中堅・池川勇気

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決勝戦、完璧な立ち合いで瞬時に上手を引き中島望(左)を投げる副将・長内拓磨

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惜しくも敗れたが準優勝を果たした近畿大相撲部の団体メンバー

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準優勝を果たした近畿大相撲部の部員たち

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インカレをもって卒部する4年生たち